Mac でスクリーンショットを撮る方法。全部のショートカットと、うまくいかないときの対処。
画面全体は Shift-Command-3。Shift-Command-4 を押してドラッグすれば一部分、Shift-Command-4 のあとに Space を押してウインドウをクリックすれば、そのウインドウだけを撮れます。Shift-Command-5 はスクリーンショット App を開き、画面収録、タイマー、保存先の選択が使えます。どのショートカットにも Control を足すと、画像はファイルではなくクリップボードに入ります。標準では PNG としてデスクトップに保存されます。以下は macOS Sonoma 14、Sequoia 15、Tahoe 26 向けの Apple の公式ドキュメントと照らし合わせています。
Mac のスクリーンショットの仕組み
入り口は二つあります。キーボードショートカットは押した瞬間に撮ります。Shift-Command-3 が画面全体、Shift-Command-4 が範囲かウインドウです。スクリーンショット App は Shift-Command-5、または「アプリケーション」の「ユーティリティ」から開き、静止画の道具が三つ、収録の道具が三つ、そして「オプション」メニューが並ぶ小さなツールバーを出します。macOS Mojave 以来どちらも変わっていないので、Sonoma、Sequoia、Tahoe のどれでも同じキーが使えます。
撮ったあと、右下に数秒だけサムネールが浮かびます。クリックすればマークアップや共有、そのまま書類やメッセージにドラッグ、右にスワイプすればすぐ保存です。放っておくと、PNG ファイルとして「スクリーンショット」と日時の名前でデスクトップに保存され、収録は .mov になります。対応する Mac の macOS Tahoe 26 では HDR 撮影も選べ、その場合は PNG ではなく HEIF で保存されます。
覚えておく価値があるのは Control キーです。どの撮影ショートカットでも Control を一緒に押すとファイルは作られず、画像はクリップボードに入り、Command-V で Slack やメール、不具合報告に貼れます。macOS 26 では、そのコピーは保持期間の設定が許す限り Spotlight のクリップボード履歴にも残ります。
Mac でスクリーンショットを撮るすべての方法
Shift-Command-3:画面全体
Shift、Command、3 を同時に押して離します。ディスプレイ全体が一度に撮られ、複数のディスプレイがあれば画面ごとに一枚ずつのファイルになります。隅にサムネールが出るので、クリックして編集するか、待てばデスクトップに保存されます。画面のすべてが欲しいとき、どこが必要かまだ分からず、あとでプレビューで切り抜くつもりのときに使います。
Shift-Command-4:ドラッグした範囲
Shift-Command-4 を押すとポインタが十字になります。欲しい範囲をドラッグし、マウスかトラックパッドのボタンを離すと撮影されます。ドラッグ中に Space を押し続けると、大きさを変えずに選択範囲ごと動かせるので、始点を間違えたときに便利です。Esc でいつでも取り消せます。Apple は、開いたメニューの一部の項目だけを撮る方法としてもこれを案内しています。メニューを開いてから、その項目の上をドラッグします。
Shift-Command-4 のあと Space:ウインドウ一つ
先にウインドウを前面に出します。Shift-Command-4 を押し、続けて Space を押して離します。ポインタがカメラになり、下にあるウインドウがハイライトされるので、クリックすればそのウインドウだけが撮れます。標準では影も一緒に写ります。クリックするときに Option を押していれば影なしになり、書類に入れやすくなります。ウインドウの撮影を許さない App もあり、Apple は DVD プレーヤーを例に挙げています。
Shift-Command-5:スクリーンショット App
画面全体、選択したウインドウ、選択した部分を撮る道具と、それぞれに対応する収録の道具が並ぶツールバーが開きます。「オプション」では保存先(デスクトップ、書類、クリップボード、メール、メッセージ、プレビュー、任意のフォルダ)、タイマー、フローティングサムネールの表示、最後の選択範囲を記憶するか、ポインタを写すかを決められます。収録ではマイクも選べます。収録はメニューバーの停止ボタンで終わり、.mov で保存されます。
Control:そのままクリップボードへ
どのショートカットにも Control を足せば、ファイルは保存されません。Control-Shift-Command-3 は画面全体を、Control-Shift-Command-4 は範囲かウインドウをコピーします。あとは貼りたい場所で Command-V。フローティングサムネールを Control クリックして「クリップボードに保存」を選ぶこともできます。フォルダではなくチャットやメールに入れるスクリーンショットなら、これがいちばん速く、デスクトップも散らかりません。
Mac のスクリーンショットショートカット比較
この表が比べているのは製品ではなく方法で、最初の四列はすでに Mac に入っています。いま手元にある作業の行を読んでください。画面すべてなら Shift-Command-3、範囲かウインドウなら Shift-Command-4、タイマーや収録、別の保存先が要るなら Shift-Command-5 です。Touch Bar のある Mac では Shift-Command-6 で Touch Bar 自体を撮れます。
Coco の列が扱うのは、もっと狭い場面です。誰かに送るスクリーンショットで、送る前に矢印を描いたり名前を隠したりしたいとき。Coco の撮影は標準で Control-Command-A、画面が止まり、範囲に矢印、四角、テキスト、モザイクブラシを入れ、仕上がった画像がクリップボードに入ります。動画の収録はせず、スクロールキャプチャや文字認識もしません。それが必要なら、標準の道具か専用のアプリが正解です。
| ⇧⌘3 | ⇧⌘4 | ⇧⌘5 App | Control + ショートカット | Coco ⌃⌘A | |
|---|---|---|---|---|---|
| 画面全体を撮る | |||||
| 選んだ範囲を撮る | |||||
| ウインドウ一つを撮る | |||||
| ファイルではなくクリップボードへ | |||||
| タイマー | |||||
| 画面収録 | |||||
| 貼る前に注釈を入れる | |||||
| 見せたくない文字をモザイク | |||||
| macOS に無料で付属 |
保存先の変更、タイマー、保存されないときの対処
保存先を選ぶ
Shift-Command-5 を押して「オプション」を開き、「保存先」から選ぶか、「その他の場所」で任意のフォルダを指定します。この設定はキーボードショートカットにも効きます。ターミナル派なら、コミュニティで知られている defaults write com.apple.screencapture location にフォルダのパスを続け、そのあと killall SystemUIServer を実行しても同じです。フォルダは先に作っておく必要があります。
タイマーを設定する
同じ「オプション」の「タイマー」で待ち時間を選びます。「取り込む」をクリックするとカウントダウンが始まります。タイマーは「画面全体」か「選択部分」と組み合わせるのが確実です。ウインドウ撮影ではカウントダウンのあとにウインドウをクリックする必要があり、そのクリックで撮りたかったメニューやホバー表示が閉じてしまうことがあります。
ショートカットを変える、切る
「システム設定」の「キーボード」から「キーボードショートカット」を開き、サイドバーで「スクリーンショット」を選びます。撮影のショートカットはすべてここにあり、割り当て直したり無効にしたりできます。ショートカットがまったく反応しないときは、別の App が同じキーを使っていないかここで確かめてください。
スクリーンショットが保存されないとき
Shift-Command-5 の「オプション」を確認します。「保存先」がクリップボードなら、デスクトップに何も出ないのは仕様です。Touch Bar 付きの MacBook Pro では、Shift-Command-4 のときに Touch Bar に出る「保存先」が記憶され、選んだ場所より優先されることがあると、Apple サポートコミュニティや Ask Different で報告されています。そこでデスクトップに戻してください。
Mac のスクリーンショットについてよくある質問
- Mac のスクリーンショットのショートカットは?
- 三つあります。Shift-Command-3 は画面全体。Shift-Command-4 はポインタを十字にして範囲をドラッグでき、続けて Space を押すとウインドウ一つの撮影に切り替わります。Shift-Command-5 はスクリーンショット App を開き、画面収録、タイマー、保存先のメニューが加わります。Touch Bar 付きの MacBook Pro では Shift-Command-6 で Touch Bar そのものを撮れます。どれも標準ではデスクトップに PNG を保存し、Control を足すとクリップボードへのコピーになります。すべて「システム設定」の「キーボード」「キーボードショートカット」「スクリーンショット」で割り当て直せます。
- Mac でウインドウ一つだけを撮るには?
- ウインドウを前面に出し、Shift-Command-4 を押してから Space を押して離します。ポインタがカメラに変わり、下にあるウインドウがハイライトされます。クリックすると、そのウインドウだけが背景なしで撮れます。macOS は標準でウインドウの影も含めるので、画像の周りに透明な余白ができます。影なしにしたいなら、クリックするときに Option を押してください。Esc で取り消せます。同じ方法でメニューバーや開いたメニューも撮れ、Shift-Command-5 の App にもマウスで同じことをする「選択したウインドウを取り込む」があります。
- スクリーンショットを保存せずクリップボードにコピーするには?
- いつものショートカットに Control を足します。Control-Shift-Command-3 で画面全体、Control-Shift-Command-4 で範囲、Space を押せばウインドウをコピーします。デスクトップには何も書き込まれず、画像を受け付ける App で Command-V を押せば貼れます。フローティングサムネールを Control クリックして「クリップボードに保存」を選ぶか、スクリーンショット App の「オプション」で保存先をクリップボードに固定する方法もあります。macOS Tahoe 26 では、コピーした画像は Spotlight のクリップボード履歴にも出て、Command-Space のあと Command-4 で開けます。保持期間が過ぎると消えます。
- Mac のスクリーンショットはどこに保存される?
- 標準ではデスクトップです。スクリーンショットは「スクリーンショット」に日時が続く名前の PNG、画面収録は「画面収録」という名前の .mov です。古い Mac や古い Apple のヘルプでは以前の名前が使われています。フォルダを変えるには Shift-Command-5 を押し、「オプション」の「保存先」で選ぶか、「その他の場所」で任意のフォルダを指定します。この設定はキーボードショートカットにも効きます。撮ったのにデスクトップに何も出ないときは、保存先がクリップボードやプレビュー、別のフォルダになっていることがほとんどです。
- Mac でタイマー付きのスクリーンショットを撮るには?
- Shift-Command-5 でスクリーンショット App を開き、「オプション」の「タイマー」で待ち時間を選びます。撮る範囲を決めて「取り込む」をクリックすると、カウントダウンのあと自動で撮られ、もう一度クリックする必要はありません。キーを押した瞬間に消えるメニューやツールチップ、ホバー表示を撮るときの定番の方法です。いちばん確実なのは「画面全体」と「選択部分」との組み合わせです。「選択したウインドウ」ではカウントダウンのあとにウインドウをクリックする必要があり、そのクリックで撮りたかったものが閉じることがあります。
- Mac で画面を録画するには?
- Shift-Command-5 を押し、ツールバー右側の「画面全体を収録」「選択部分を収録」、またはウインドウを収録する道具を選びます。ナレーションを入れたいなら、先に「オプション」でマイクを選んでください。「収録」をクリックすると始まり、止めるときはメニューバーに出る停止ボタンをクリックします。収録は「保存先」で指定した場所、標準ではデスクトップに .mov で保存され、保存前に隅のサムネールから切り詰めもできます。App のウインドウで操作したいなら、QuickTime Player でも画面収録ができます。
- 前にコピーしたスクリーンショットを見返せる?
- macOS Tahoe 26 なら、一定の間は見返せます。Command-Space で Spotlight を開き Command-4 を押すと、コピーした画像を含むクリップボード履歴が出ます。macOS 26.1 以降は「システム設定」の「Spotlight」で、保持を 30 分、8 時間、7 日から選べます。Sonoma と Sequoia には標準の履歴がないため、別のものをコピーした時点で前のスクリーンショットは消えます。Coco のようなクリップボードマネージャーは、テキストも画像もすべてのコピーを消すまで残します。Shift-Command-V で開き、Space で大きくプレビューし、Return で元の App に貼り戻せます。
- 貼る前に注釈を入れられるスクリーンショットツールは?
- macOS にはマークアップがあり、フローティングサムネールをクリックすると開くので、保存前に描き込めます。難点はタイミングです。サムネールは数秒で消え、できあがるのはファイルなので、それをさらにメッセージへドラッグすることになります。Coco の撮影は標準で Control-Command-A。画面が止まり、範囲をドラッグするかウインドウをクリックすると、矢印、四角、楕円、直線、ペン、テキスト、なぞった所をモザイクにするブラシが並ぶツールバーが出て、仕上がった画像はクリップボードに入ります。Coco はローンチ価格 49 ドルの買い切り、通常 99 ドルで、7 日間無料で試せます。
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